若林千春(ピアノ・作曲)
プロフィール
在学時よりC. アバド、C. デュトワなど 著名演奏家と一応共演をかさねつつ、ピアニストとしての活動を始める。現代音楽フェスティヴァル&セミナー「秋吉台の夏」でのブーレーズ作品の演奏、NHK-FM「名曲リサイタル」での演奏など、それなりの反響をそれなりに呼んだ。そして数回ほどのピアノリサイタルをなんとか開催することが出来た。また 東京混声合唱団とのコラボレーションの結果として、アレンジ作品のCD及び楽譜のリリースが行われる。現在 編作集「うたの本」全4集の楽譜を 音楽之友社よりリリース中。また自作のCD「原響/ひもろぎ」、自作自演CD「玉響/ぴあにっシモ」は、ともにレコード芸術誌上にて特選盤の評価を受けている。2014年及び2018年に ストラスブールの現代音楽演奏団体Accroche noteにより複数の作品が演奏される。またM.カーロリ、C.ドラングル等によっても、作品が国外にて演奏されている。2013年 尾形光琳生誕300年&伊藤若冲没後300年記念新作初演作品を京都芸術センターの共催により発表。2018年 成田山開基1080年祭奉祝歌を委嘱初演。フランスのレオナール藤田財団の委嘱により新作を制作、2019年1月に世界初演された。日本音楽コンクール作曲部門第1位・安田賞。第一回東京文化会館舞台芸術作品募集最優秀賞。第一回是阿観作曲家コンクール最優秀賞。 近江より発信された カワユイ交通安全的キャラに 心を寄せた「飛び出し小僧」シリーズなどを地道に継続しつつも、本来のスジとしては「なにもないことのすべて=“うつ”」をテーマに創作活動を展開中。 作曲家の目を通した独特のピアニズムは、ごくごく一部のファンの熱烈な支持を得ている。

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